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アリスさんを作ろう!・9


イベントは終わってしまいましたが、こっちはあと2回ぐらい続きますよー!

今回はついに複製です。

アリス9-1
まずは複製前の全パーツのチェック。
傷や欠けがあると複製した時にそれも複製してしまうので慎重に

アリス9-2
次に型取り用シリコン(レゴブロックのでかい奴見たいな物)を使って枠を作り
そこにパーツを並べて、置く位置を決めます。

シリコンは水のようにすんなり流れてくれるものではなく、うまく気泡が抜けてくれないと複製したパーツに穴が開いてしまうので、
レジンが流れる道を考えてパーツを配置しないといけません。

アリス9-3
位置が決まったら、実際に粘土を詰めて、パーツを埋め込む土台を作ります。
粘土は表面のひびをきっちり埋めます。

因みにうちが使用している粘土は、型取り用の物ではなく、文房具屋で普通に売っているほいく粘土(油粘土)です。
模型屋などで売ってる専用のも使ってみたことがあったのですが、
・値段が高い
・硬くてパーツを押し込むとパーツが壊れそうになる
・思ったより型離れが悪くてパーツに張り付いてしまう
などの理由で使わなくなってしまいました。200~300円くらいのが一番良いですね!

アリス9-4
均しが終わったら実際にパーツを埋め込みます。
埋めた後もしっかり均します。

アリス9-5
シリコンを流し込みます。
この時シリコンの泡がパーツに着いたまま硬化してしまうといけないので、
パーツの表面にシリコンを流す⇒エアブラシで空気を送って泡を飛ばす
を繰り返して泡を取り除きながら流し込んでいきます。

アリス9-6
12時間たってシリコンが硬化したらひっくり返して底板をはずし、粘土を取り除いていきます
チラッと見える木の部分はランナー(レジンの流れる場所)を作るために埋めた割り箸ですw

アリス9-7
離型剤を塗ったら反対側もシリコンを流して、もう12時間経過すれば型が完成します。
上の写真は、分割してみた直後です。

アリス9-8
アリス9-9
細かいパーツ間のランナーを彫ったら、もう一度型を組み合わせてレジンを流し込みます
輪ゴムなどで、しっかり上下の型を組み合わせる必要があるのです。
この時、外側に板なんかを当てておくと、力が均等に型に加わり、ゆがみなどが起こる可能性が減るのですが、
うち位の大きさの型ではそれほど影響は無いのでやってません。

アリス9-10
レジンは20~30分で直ぐ固まります

さて、パーツの複製ができたので、次回はラスト!塗装と組み立てです。

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IORIの皮をかぶった何か

Author:IORIの皮をかぶった何か
ここがどんな所かはとりあえず下のカテゴリの「はじめに」を読んで下さい。
大体の記事はIORIの皮をかぶった何かが書いてますが偶に本物がまぎれてます。

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